大量虐殺センター
今日はキリングフィールドへ!!
今日の内容はこの前のベトナム戦争博物館のように少し重い話になります!!
キリングフィールドの場所を調べると宿から15キロ離れていて、何で行こうか考えてたら宿で自転車かスクーターが借りれるってことで運動がてら自転車を借りて行くことに!!ちなみに3ドル!!
所要時間1時間!!
朝9時半に出発!!
カンボジアはすごく暑い!!
途中コンビニに寄って水を購入!!レジに水を持って行くと店員さんが手を合わせて「いらっしゃいませ」と言ってくれて、お釣りを渡す時も手を合わせて「ありがとうございます」と言ってくれました。すごく丁寧で可愛かったー!!!
全部の店でやってくれるわけではないみたいです!!
さて1.5リットルの水を買って準備万端!!
出発して20分くらいはバイクも車もたくさん通っていて大変!!
信号無視は当たり前!!マヂで危ない!!
20分くらい走ると田舎道へ!!交通量も減って走りやすーい!!
てかお尻がいたーーい!!
ママチャリなのにサドルが硬すぎ!!普通柔らかいのでしょ!!
またお尻の痛みとの戦い!!
お尻の痛みと戦いながら1時間!!キリングフィールドに到着!!!
ここは約30数年前に当時のポルポト政権によって約150万人の人が大虐殺された場所です。
カンボジア人口の6分の1が虐殺されたのです。
何の罪もない人々が。
1975年。ポルポト政権はプノンペン市内を制圧して、人々を街から強制的に追い出しました。
ポルポト派「農民こそ英雄である」という信念があったため、教育を受けた人達を反逆者とみなし処刑していったのです。
人々は数週間の拷問を受け、強制的に嘘の供述を書かされたそうです。
拘束された人々は、新しい住む場所に移動すると伝えられ、処刑場に連れて来られたのです。
入場料6ドル払って中へ入ります。
日本語の音声ガイドが無料で貸してもらえます。
ここには450体以上の遺体が埋まっていたそうです。
この木も殺すのに使われました。
鋭く尖った場所で喉を掻き切って殺したそうです。
本来は鳥を絞めるために使うものだそう。
ポルポト政権は高価な銃は使わずにナタやハンマー等身近なもので殺害しました。
この衣服は手を縛ったり、首を絞めるために使われました。
よく見ると小さい子供の服まであります。
一番見るのが辛かったのがこの木。
「キリングツリー」
この木は赤ちゃんが頭を打ちつけられて殺された場所です。
たくさんのミサンガがつけられていました。
これは慰霊塔で殺された人々の骨が保管されています。
2時間くらい音声ガイドを聞きながら、キリングフィールドを歩きましたがすごく悲しい気持ちになった。言葉が何も出なかった。
僕が産まれる少し前。こんな悲惨な事が起きていたなんて。
今、僕がいるこの場所でこんなにも残虐なことが起きていたなんて信じられない。
こんな悲惨なことができるなんて。
大虐殺された人を想うと、すごく胸が痛くなった。
この悲惨な出来事をまた起こさないためにこのような施設があって、真実を知ることが大切なんだと思う。
ここに訪れて真実を知ることができて良かったと思います。
ぜひ、カンボジアへ来た際は足を運んでみてください。
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